はま歯科の滅菌システム
①高性能滅菌器の使用
当院では世界で最も厳しいとされるヨーロッパ最高基準「クラスB」規格の高圧蒸気滅菌器を完備しております。3種類のヨーロッパ規格、クラスB、S、Nの中で唯一クラスB滅菌サイクルだけが全ての形状の被滅菌物を滅菌できるとされています。
クラスB滅菌器で滅菌・パッキングした医療器具を、治療が始まる直前に開封し無菌状態で使用しています。
②歯科用ハンドピースの滅菌
近年、歯科医療機関において院内感染の可能性があるにもかかわらず、口腔内で使用するハンドピースの使い回しが問題になっています。背景には安全面の認識の甘さや、高価なハンドピースのコストの問題があります。当医院では十分なハンドピースの本数を準備し、内部の隅々まで滅菌できる専用の滅菌器を使用しております。
③回転切削器具は治療ごとに交換
歯を削ったり研磨する際に使用する回転切削器具は、ケースごと治療毎に交換・滅菌しています。
④口腔外バキュームの使用
回転切削器具を使って歯を削ると、目に見えない小さな粒子や粉塵が飛散します。口腔外バキュームは、お口にあてるバキュームで吸引しきれなかった細かい汚染物質を素早く確実に吸引し、クリーンな診療室を実現します。
歯科外来診療環境（外来環境）体制とは
歯科診療時の偶発症など、緊急時の対応及び感染症対策としての装置・器具の設置などの取り組みを行っている歯科医院のみ認定を受けることができます。当医院は、厚生労働大臣が定めた施設基準に適合している歯科医院です。ご安心して来院ください。
歯科外来診療環境（外来環境）体制の施設基準
- 医療安全対策にかかわる研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
- 歯科衛生士が1名以上配置されていること（非常勤であっても可）。
- 緊急時の初期対応可能な医療機器（ＡＥＤ、酸素ボンベおよび酸素マスク、血圧計、パルスオキシメーター、救急蘇生セット、歯科用吸引装置）を設置していること。
- 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるように、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。
- 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底するなど、十分な感染症対策を講じていること。
- 感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること。
- 歯科ユニットごとに、歯の切削や義歯の調整、歯の被せ物の調整時等に飛散する細かな物質を吸収できるように、歯科用吸引装置等を設置していること。
- 歯科診療にかかわる医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。
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